頬のニキビは身体からのSOS?

頬ニキビはカラダのSOSの画像

頬にニキビができるととても憂鬱ですよね。

目立つし、隠しにくいし、なかなか治らないし……。薬を塗りたくても、白くなってしまうのが嫌で、ついつい何もしないで放っておくという人も多いのではないでしょうか。

しかし、なかなか治らないのは、薬を塗らないから? そういえば、そもそもどうして頬にニキビができるのでしょうか。

頬といえば、洗顔のときに間違いなくきちんと洗っている場所。その上、Tゾーンと呼ばれるおでこから鼻筋にかけての場所とは違い、皮脂が分泌されやすいわけでもありません。

いったい、頬にニキビができる原因とはなんなのでしょうか。その予防法や、出来てしまったときの対処法、改善法について調べてみました。

カラダの疲れとともに出来る頬ニキビ。

頬ニキビはカラダの疲れとともに

基本的に、ニキビができる原因は毛穴のつまりです。

分泌されすぎた皮脂や、汚れ、残った石けん、メイクなどが毛穴に詰まり、それが炎症を起こして赤くなったものがニキビとなるのです。

厳密には、皮脂などが詰まっただけの状態も白ニキビと呼ばれますし、炎症がひどくなって膿めば黄ニキビと呼ばれるのですが、一般的にニキビと言われて思い浮かべるのは、赤いものが多いのではないでしょうか。

しかし、前述したとおり、頬は洗顔のときに必ずといっていいほど触れる場所。洗い残しや、泡の流し残しなどはまず考えられません。

それに加えて、皮脂を分泌する皮脂腺も頬にはそんなに多くないのです。それなのに、どうしてニキビができるのでしょうか。

身体の不調がニキビとなって現れる

実はニキビは、毛穴の詰まり以外にもいろいろなことが原因となってしまうものなのです。

たとえば食生活の乱れや睡眠不足、ストレスなど。

つまり、頬という本来ならばニキビのできないところにニキビができたのなら、それは身体からのSOS。原因を探って取り除き、肌や身体を健康な状態に戻してあげる必要があるのです。

皮脂の少ない頬にニキビが出来る原因

皮脂が少ないのになぜ?

食べ物

頬にニキビができた場合、まっさきに考えられるのは胃腸が弱っていること。消化能力が衰えたり、胃液の分泌が少なくなったりしたときには、頬にニキビができやすいと言われています。

そして、胃腸が弱る原因とは、脂肪分や糖分の摂り過ぎ。

脂身たっぷりのお肉や、揚げ物、甘いお菓子や砂糖たっぷりのパンなどを食べ過ぎると胃腸やに負担がかかり、ダメージとなってしまうのです。

お酒

消化能力が衰えると頬のニキビにつながるのですから、消化や代謝を司る肝臓にダメージがあっても同じことがいえます。

とくにお酒は要注意。お酒を飲むと、肝臓はその成分を分解、無毒化するためにフル稼働します。そのため、普段のお茶や食事とは比べ物にならないくらい負担がかかってしまうのです。その結果肝機能が低下すれば、消化能力にも影響し、頬にニキビができてしまうでしょう。

生理

女性は、排卵の際にホルモンバランスが崩れることがあります。生理不順の人はまず間違いなくそうだといえるでしょう。

ホルモンバランスが崩れて男性ホルモンが過剰になると、皮脂の分泌が過剰になります。そのため、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビの原因となってしまうのです。

頬は本来、皮脂を分泌する皮脂腺の少ないところではありますが、それでもまったくないわけではありません。

むしろ、普段あまり皮脂が分泌されないからこそ、ホルモンバランスが崩れて過剰分泌になると詰まりやすいのだといえるでしょう。

乾燥

肌の乾燥も頬ニキビの原因の一つです。

肌が乾燥しているということは皮脂が少ないわけですから、問題ないのではないかと思う人もいるかもしれませんね。たしかに、皮脂は通常、ニキビの原因となってしまうものです。

ですが、皮脂はもともと邪魔な存在ではありません。適量に分泌されるかぎりは肌のダメージを防いでくれる、いわゆるバリアの役目を果たしているのです。

乾燥するとそのバリアがなくなり、肌はダメージを受け、皮脂が詰まりやすくなります。こうなってくると、少量の皮脂でもニキビができてしまうでしょう。

ちなみに、上で述べたホルモンバランスの乱れにより女性ホルモンが過剰になってしまった場合も、肌の乾燥につながりますよ。

睡眠不足

私たちの身体は、眠っている間にいろいろな機能を回復したり、成長したりしようとします。いわゆる新陳代謝が行われるわけですが、これには、入眠後3時間ほどの時間がかかると言われています。

つまり、睡眠時間が短いと、じゅうぶんな新陳代謝が行われず、肌の状態を健康に保つことができません。これにより、ニキビの原因となってしまうのです。

ストレス

ストレスが溜まると、交感神経が優位になります。これはいわゆる、自律神経が乱れている状態。

自律神経はホルモンと密接な関係にありますから、既に述べた理由によりニキビの原因となってしまうのです。

ちなみに、交感神経が優位になれば男性ホルモンが、副交感神経が優位になれば女性ホルモンが分泌されますよ。

保湿の前にまずは生活を見直そう。

ニキビをケアするためには、しっかりした洗顔と、肌を清潔に保つこと、そして保湿が大切です。

しかし、これまでのことからわかるように、頬のニキビは身体の疲れや不調からできている場合がほとんど。

ですから、まずはなにをおいても生活を見直さなくてはなりません。

ニキビの原因となった生活習慣さえ直せば、ほかにはなにもしなくてもニキビが改善する可能性はじゅうぶんありますよ。

食生活を見直そう

ニキビを改善、もしくは予防するためには、食生活を見直しましょう。

とくに大事なポイントは二つで、栄養バランスのとれた食事をすることと、脂肪分や糖分を減らすこと。

栄養バランスのとれたメニューは肌を健康にしますし、脂肪分や糖分を抑えた食事は皮脂の分泌を適量にしてくれます。

適度に水分を摂取しよう

水分不足は肌の乾燥を招くだけではなく、身体の機能や細胞の正常な活動を妨げます。一日1.5リットルを目安に、しっかり水分を補給するようにしましょう。

ただし、コーヒーや紅茶、お酒をよく飲む人は水分が不足しがち。通常よりも多量の水分摂取を心がけてください。

また、水分補給にお茶をもちいるのもよくありません。お茶には利尿作用があり、逆に水分を失ってしまいかねませんから、水分補給は水で行うようにしましょう。

運動や睡眠の時間を確保しよう

適度な運動は自律神経を整え、心身ともに健康な状態を保ちます。

それに加えて質のいい睡眠をとれば新陳代謝も無理なく行われ、ニキビの予防になるのはもちろん、既にできているニキビも改善するでしょう。

頬の保湿ケア

保湿のしすぎには注意

身体の不調や生活習慣の乱れによりできたニキビは、それを正すことによって改善ます。

しかし、それで安心せず、できれば頬の保湿にも気を配るようにしてください。そうすれば、以降のニキビの予防にもつながりますよ。

一番大切なのは入浴後

保湿は、肌が乾燥しやすいときに行わなければ意味がありません。

一日のうちでもっとも肌が乾燥しやすいときといえば、入浴後。なぜなら、洗顔によって皮脂が落とされ、肌のバリアが弱まっているから。そのため、保湿をして肌を守ってあげる必要があるのです。

入浴や洗顔を行ったら、時間をおかずに保湿用のジェルやクリームを使うようにしましょう。

保湿はやりすぎてもダメ

ニキビを予防したり、改善したりするためには、保湿が必要です。

しかし、保湿のしすぎもいけません。なぜなら、自身で行う保湿は、洗顔後等の皮脂が少なく、肌のバリア機能が弱っているときをカバーしてあげるためのものだから。

本来ならばきちんと皮脂が分泌され、肌を守っているときに保湿をやりすぎては、身体は「なにもしなくても肌は守られる」と思い込んでしまいます。

これにより皮脂が分泌されなくなるなど、肌にトラブルが起こってしまうのです。場合によっては、よりニキビのできやすい状態になってしまうでしょう。

とはいえ、もちろん冬場など、乾燥している季節なら一日中保湿していても大丈夫。要は、肌が乾燥していないのに過剰に保湿をしすぎることが問題なのです。

 

ただでさえ目立つし、治りにくいしで避けたい頬のニキビ。それなのに、身体の不調から来ているものだとなれば、不安になってしまう人もいるかもしれませんね。
ですが、心配することはありません。

記事の中で述べたように、頬のニキビは、生活習慣を見直せばじゅうぶん対処できるのです。つまり、本格的に身体を壊してしまわないように、身体が発してくれるサインが頬ニキビだということ。

このサインを見逃さず、肌はもちろん、身体も心も健康を保ちましょう。

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